展覧会は、デザイナーに混じって一人絵描きがいるという感じでした。
企画者の一人、萩原修さんの意図もそこにあったようです。
出品作について、ある程度の製品性も意識して作りましたが、
バラバラなカード状のものをどのように見せるかは再考の余地がありました。
絵本展ということで、来場者もお子さん連れの方も多く見受けられましたが、
子供の視点というのは全く意識しなかったので、今後の課題とします。
色々と反省すべきところがありましたが、出品したのは人前に出るよいきっかけとなりました。

今回は久々に多くの人が関わる展覧会でした。
様々な要望に丁寧に対応して頂いたモノギャラリーの藤川さん、
企画からこまごまとした運営に携わったコド・モノ・コトの皆さん、
広報から会場設営まで手間を惜しまぬ仕事をされたアンデザインの皆さん、
出品者でないのにも関わらず、ワークショップや会場でお手伝い頂いた皆さん、
様々な刺激を与えてくださった出品者の皆さんに感謝します。


『えとじ』は20点のモノクロ活版印刷によって構成されたカード集です。
カードを入れる封筒もオリジナルで作りました。
印刷用の版下作りは未経験な分野だったので、デザイナーの多くの助言が参考になりました。
柏木江里子さん、みやはらたかおさん、重原隆さん、平岩夏野さんに感謝します。
そして、印刷や封筒作りの現場に携わった山田紙袋封筒店の皆さん、
三晃堂印刷の皆さんに感謝します。

えとじ　フジカワタカユキ
2008年5月1日発行
発行部数250
価格3150円(税込み)

『えとじ』ご希望の方は、こちらからメールでご連絡ください。

エホン・テホン・ミホン展
mono gallery　2008年5月1日(木)-5日(月)
11:00-19:00
東京都武蔵野市吉祥寺本町2-15-1-2F
電話0422-22-8812

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