フジカワアトリエ 2010年9月 二つの展

昨年の秋のアトリエ展にからほぼ一年、今年は3人展を二つ開催しました。

一つは、『イーチーフー展』。稲毛信輔、長𣘺亮、藤森研伍による木と金属の三人展。
アトリエの玄関の戸や机を制作したことがきっかけでした。
三人とも武蔵野美大にて教務のお手伝いをしつつ制作しています。
無垢の木を引き出しに作り替えた稲毛さん。古材と新しい材で箱や椅子を作った長𣘺さん。
アルミ鋳物で花器を作った藤森さん。アトリエの空間に面白い変化を与えてくれました。
展示期間中、残暑が厳しく、秋というよりも夏の風情で、
扇風機と冷えたビールと水瓜がぴったりの日々でした。

もう一つは『秋の入り口展』。藤川孝之、平岩夏野、一柳京子による絵と服と器の展。
当初は平岩の展という構想から、一柳さんをお誘いし、今回の展をすることになりました。
一柳さんの素晴らしい器、シックな秋色の平岩の服、色面の重なりを水彩画で描いた藤川。
なかなか高密度な展示になりました。
会期のちょうど始まりころからようやく残暑も収まり、
秋の入り口にふさわしい展になったと思います。

どちらの展にも本当に沢山の方が見えられて、嬉しく思います。
今後もまた何か発展してゆけばよいなと考えています。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

ありがとうございました。

イーチーフー展
稲毛信輔 長𣘺亮 藤森研伍
木と金属の三人展
2010年9月4日(土)-12日(日)

藤川孝之 平岩夏野 一柳京子
絵と服と器による秋の入り口展
2010年9月17日(金)-26日(日)

展の紹介を書きました。
フジカワニュース9月号
B5、PDF形式(512KB)

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